1948-02-20 第2回国会 参議院 財政及び金融委員会 第8号
○松嶋喜作君 澤山伺いたいことがあるのですが、今湊君の力説された石炭の中で、補修資金を貸した割に目立たないが、荒發しておつた設備を補修したんであつて目に立たんが、これからいよいよ活動期に入る、現に十二月のごときは二百九十六萬トン出た、これは非常に嬉しい、まあこういう御説明です。
○松嶋喜作君 澤山伺いたいことがあるのですが、今湊君の力説された石炭の中で、補修資金を貸した割に目立たないが、荒發しておつた設備を補修したんであつて目に立たんが、これからいよいよ活動期に入る、現に十二月のごときは二百九十六萬トン出た、これは非常に嬉しい、まあこういう御説明です。
そこで建ち腐れ同樣に放置されておるところの建物を利用するということでは、だれしも考えが一致するところであります、先ほど國有財産局長の説明がありまして、ようよう處分することとなつたということでありますけれども、事實におきましては、過去二年間におきまして、非常なる腐朽荒發をみまして、あるものはほとんど使用にたえないような状態になつておるというようなものが、相當に多いのであります。
結局政府がやるとか、あるいは予算がどうとかいうことよりも、全国民が、やはり国をあげて今の荒發した国土を復舊するのだ、こういう覚悟にならなければできないと思います。
これに加えまするに、今次戦争以来、山野の荒發は洪水の危機を招来いたしておりまするし、なおかつ地滑りの直接かつ有力な原因となるために、現在そこの土地に住んでおりまする住民の不安というものは、今非常なものであります。
第二の點は戰爭中の濫堀によりまして、坑内外の機械設備が荒發をきわめまして、しかも戰後における資材の入手は經營者の將來の見透しが困難であるという諸點から考えまして、今だにこの坑内外の機械設備が完全なる補修整備の域に達しておらない。